2007.07.18

昨日は歯医者の2回目。麻酔を注射する。「ちょっとチクっとします」と言われたが、それもほとんどなし。「そしたら麻酔が効くまでちょっと……」ベッドにまっすぐ寝た状態では、思いのほか視界が狭く感じる。たぶん数分だが、なんだかどうしていいのかわかんない。こういうのが苦手なのだ。それで髪の毛も切りに行かない。今、僕の頭髪はここ数年で最高の伸びを見せている。かなり不評だ。
それはいいとして、僕の視界にはほとんど天井とそこにある照明器具しか映っていない。はしっこに助手(?)の女の子の肩と左耳あたりが見えるので、そこにいるのはわかるが、美容院じゃないのでなーんにも話しかけてはくれない。ごちゃごちゃ話しかけられるのもなんだが、そこにいるのに黙ってるのもどうかと思う。
歯は削られる。自分ではどこがどうなのか、それがどうなろうとしてるのか、今、なにをされてるのか、何もわからず。とりあえず多少瞬間的にチクリとはしたが、問題なし。ただ削られてる最中に僕の口中に吹き出される水が、なぜかノドから鼻の奥に入っていこうとして何度か溺れかけた。ああ、びっくりした。
削ったところの型をとって今日は終わり。仮詰めの樹脂のシンナー臭い匂いが気になる。気持ち悪くなったので、受付横の水道でウガイをすると、思わぬ瞬間に口から水が飛びだした。麻酔がまだ効いていて、唇の右半分がコントロールできてない。また、びっくりした。これでみそ汁でもすすろうもんならえらいことになる。
治療費は先週の半分。駐車場代も、先週の半額のところが空いてたので、1時間20分くらい停めたのに300円だった。

「文藝」の秋号をやっと買う。でも今回はあまり面白くなさそうだ。あ、僕にとっては。とりあえず松本ナオコーラだけは読んでおこう。彼女はちょっと普通じゃない気がする。名前も普通じゃないけどな。

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