2007.11.02

怒濤の日々からなんとか抜け出した。しかし、こんなこといつまでもやってられんな。

ビーチボーイズの「ヴェリーベスト」を借りて聴いてみた。知ってる曲ばかりなのに、リマスタリングされた音はものすごく違和感があり、だまされているような気分になる。音が綺麗になって、複雑なコーラスとかが聴き取りやすくなってるが、リバーブのかかり具合が異質だ。買わなくてよかったか。

とはいえ、やはりビーチボーイズは並みじゃない。ひとたび耳にすると当分はそれに浸ってしまう。音楽には力があると痛感する。逆にそれを感じさせない音楽には興味がない。だからほとんどの音楽には興味がないんやけど。

バディガイのベストも借りたがイマイチ気持ちがのらない。彼の曲は何となく聴いてると全部一緒に聞こえるしな。でもバディガイほどギターを操れる人は世界中探してもそうはいない。そういうことは知ってるけどね。ジュニアウェルズの「Messin' With The Kids」で弾いたギターが好きだ。古いか。

モンキーズもときどき聴く。良い曲が多い。「恋はちょっぴり」という意味がわかるようなわかんないようなタイトルのあんまりメジャーじゃない曲が実は一番好み。マイケルネスミスのソロアルバムを聴いてみたいと30年くらい前から思ってるがいまだに遭遇せず。「Daydream Believer」は名曲だが聞き飽きた。名曲過ぎる。

で、たまにはアストルピアソラの「タンゴ・ゼロ・アワー」を聴いて、精神の垢を洗い流しリセットする。ある意味これ以上の音楽はない。

もうこの歳になったら、自分が本当に好きな音楽だけに関わりたい。そんなことを思っちゃう。時間は限られてるからね。

京都でのライブをふたつ告知。「初めての場所」と「亞侘庵」でチャダンゴ。亞侘庵はあの店の独特の世界。「初めて…」に人が集まるとうれしいけどね。しかし京都ばかりとは。大昔に蹴上の「都ホテル」の英国展に出演したのを思いだした。

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