2008.08.01

昨日友人の展覧会を観に行ったばかりの池田のギャラリーから、はがきが届いていたが、そんなものが送られてくる理由に思い当たらない。昨日は芳名録に汚くカタカナで名前を書きなぐっただけで住所は書いていない。それどころか、展覧会を開催していた某女史には「モリタさん、読めません」などと言われたのだ。ただ、それ以前にも、講師をしていた短大の卒業展みたいなものを、そこでやったりもしたし、何度か訪れてはいる。それでもやっぱり何も思い当たらず、はがきを裏返すと、それはO大学美術部の展覧会の案内だった。

数ヶ月前に、ウチの近所のギャラリーでO大美術部の展覧会をたまたま観た。本当を言うと、全体的にへたくそで趣味に走りがちでもある。でも、こういうものに関わろうという若い人たちに僕は興味があるし、そうでなくてもそういう人たちがいるというだけで、実はうれしい。などと思いながら作品を観ていたら、アンケートを頼まれたので正直に「未熟」と書いた憶えがある。しょうがない、お世辞は言えない。そこに僕は、作品を悪く言っておいて所在を明らかにしないのは、妙な気持ち悪さを自分の中に残すと思って住所と本名を書いたのだ。

うーむ、しかし。近所ならいざ知らず、ふた駅離れたギャラリーまでわざわざ行くかな?

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