2008.08.16

北島の金メダルに湧く日本の皆さんごきげんよう。正直、メダルの色だとかあるいは材質なんかは結果だし、そんなことにあまり興味はないが、それよりなにより、北島のあの泳ぎが最高にカッコ良くてなんだかしびれた。ゴールが近づいたときには、ゾクゾクした。僕が多少、水泳競技の経験があるということを考慮してもらってもそうでなくてもどっちでもいいが、あの平泳ぎでレースすること自体が恐怖なのよ。あんなにしんどい種目はないからね。とにかくあの独自の泳法で一番を獲ったというのは、もうこれ以上ないくらいにカッコいいね。満足。

昨日はなにかとストレスを感じた日だった。人にストレスを与え続ける人って依然として存在する。たぶん自分に自信がないのだと思うが、ひたすら威圧的でしかも自身の勝手な価値観に、それって多くの場合、世間並みってこういうこと、と、その人が思い込んでるだけで、そもそも世間並みということ自体が無意味だが、そういうものに基づいて批判的なニュアンスを端々に含ませる。僕は人を嫌いにはならないが、面倒くさいなあ、とは思う。そういう時間にも何か意味があるんだろうけどね。ちがうか!

夜は久しぶりに旧友たちと飲みに出かけた。最近というか、ここ十数年くらいは、ほぼアルコールに接することがなくて、かなり酒にも対応力がなくなってると思っていたが、ビールをジョッキ2杯と、焼酎ロック。焼酎は途中で何度も注がれたので量は不明。最後に苦手なはずのワインを1杯。久々にしてはけっこう飲んだ方と言える。昔から、あまり多量に飲む方ではないが、酔ったこともない。母方の大酒飲みの祖父と、父方のゲコの祖父のイイトコ取りか。それでも、飲んだという感覚はあるが、それを思い出したよ。ちなみに僕の周りの連中は、既にかなりのオッサンなのだが、なぜか歳を取ったようには見えない。型にはまらないバカタレばっかりだからね。話題は当たり前のように、芸術にまとわりつく感じ。ただ芸術についてダイレクトに話すのでなく、芸術という生き方、身のこなし方、みたいな話。芸術という単語は使わずに話す。ちょっとした充実感あり。面白いことは芸術なのだ。

あ、シカゴギャラリーね。複製は複製、ちゅうとこですか。期待しすぎなければね。

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