2008.08.29

「崖の上のポニョ」を観に行った。観に行ったのに憶えてないのは寝てしまったからだ。前半は憶えてる。でも正直、絵が気に入らないのと、主人公の存在自体があまりに不思議すぎるのに、妙に淡々とした話の運び具合で、観ていること自体が既にかなりしんどかった。ま、当然眠たいこともあったし、最後まで観たらそういう不満はある程度解消されたのかもしれんが。とりあえず僕としては、最後まで観たかった、というよりは、千三百円(割引あり)捨てちゃった、という感じだけが残った。そのうちDVDでも借りてリベンジはしておこう。

しかし宮崎駿は、いつまであの絵で行くんでしょう?記憶を辿れば、マルコとかハイジの時代からあの絵は変わらない。いいかげん飽き飽きしてて、あの絵だから積極的に観ようと思えないというのがかなりあるんやが。

今、合間合間に少しずつ、保坂和志の「「三十歳までなんか生きるな」と思っていた」を読んでる。ずっと前に買ってたのに1ページも読んでなかった本。エッセイ集なんで、細切れでもなんとか読める。この人の考えてることって、ある部分僕自身に近い感じがして、それがいいんだと思うが、それにしてもこの人は頭がいいし、さらに知識が深く多岐にわたってる。当たり前だが、自分の知らないことを読むのが面白い。ただ読んでると、そこに名前の出てくる人の著書や、作品などを、全部チェックしてみたいという気持ちになるのは自然なのだと思うが、そんなことしてたら、保坂さんを追っかけるだけで僕の人生終わっちゃいそうだ。やっぱり本を速く読めるようにはなりたいね。

そして映画というメディアには、最近少し限界を感じてる。観てもないのに。

え、Yahoo!動画ってMacで観られへんの。こんなふうに少数派を平然と無視するやり方って横行してる。たぶん誰にとってもメリットはないがなあ。

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