2006.11.10

「Get Yer Ya-Ya's Out」を聴いた。
ブルース・ロックは嫌いなので、そういう類いは聴かない。でもストーンズは、ブルース・ロックというよりブルースか。ま、ストーンズもあまり好きじゃないというのはほんとのところ。でも、昔はかなり聴いた。「Get Yer Ya-Ya's Out」を聴くのも十何年ぶりかも知れないな。いや、ひさしぶりに良かった。
「Midnight Rambler」これは最も好きな曲のひとつ。で「Sympathy For The Devil」は、キース・リチャーズのギターソロをコピーしたのを憶えてる。このソロはかなりいい。スタジオ録音もいいけどね。
ただ今回気がついたのは、もうひとつのギターの存在。ジャケットの裏にはブライアン・ジョーンズの写真が名前入りで入ってたので、てっきり彼かと思い込んでたけど、あらためてプレイを聴くととてもそうは思えなくて解説を読んでみた。ここでステージにいるのはミック・テイラー。ジャケットは大嘘だった。こんなギター、ミック・テイラーでないとおかしいわ。
それにしてもまだ25〜6才のキースと、20〜1才のミック。この音はすごすぎる。フレーズとか和音とか、そんなことじゃなくて音ね。あの音が出せたらどんなプレイでもオーケー。それくらい熟した音だった。昔聴いたときにはそんなことには気付かなかった。僕も一応成長してるということかね。

あ、言うまでもないけどチャーリー・ワッツのプレイは、文句のつけようがない。なんなんやろ、あの人は。宇宙人か?

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