2007.03.30

世界水泳に沸く日本の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。しかし、水泳なんてゴールデンタイムにやって、ほんとに盛り上がってるんでしょうか。よくわかんね。
僕、実は競泳経験者だが、泳ぐのってどんなスポーツより楽しい。こんな僕なので、11〜12年くらい前のかなり暇だったとき、週に2〜3回スポーツクラブで泳いでた。体力維持のために、30分間止まらずに泳ぎ続ける、というのを自分に課してたんやけど、おかしなもんで長く泳いでると止まりたくなくなる。水の中はやっぱり現実とは違う世界みたいで変な気分になってくる。ま、こういうのを「ハイ」って言うんでしょう。なんにせよ、泳ぐって楽しい。
北島強いね。でも平泳ぎで競技なんて僕に言わせれば地獄だ。それだけですごい。

さて、昨夜はヘッドを張り替えたスネア・ドラムのデビューだった。やはり単体で音を出すのでは判断はむずかしく、かなり注意してチューニングしたつもりだったが1回目のステージの音は個人的には最悪。PAのアスカちゃんに意見を求めてからステージのスネアを引き上げてもらった。とにかくそのままにするわけにいかない。ネジを締めたり緩めたり、ミュートを貼ったり剥がしたり、たたいてみたり押さえてみたり。休憩時間にあちこち触りまくる。ただ、はっきり言って、他の楽器と合わせずにチューニングをしても、やはりそれは「だいたい」であり「目分量」でしかない。とりあえず一番気になるキンキンした感じと、後に残る変な倍音みたいなものがある程度おさまった時点で置いた。「ステージごとに少しずつでも良くなれば」というのが本音。だからさっきのステージの音より良くなってればいいと低いハードルを設定したが、演奏が始まってみると不思議に馴染んでる。ヘッドを張り替えて初日にこれほど馴染む音を得られたのは生涯初。次の休憩時間にアスカちゃんと顔を合わせて「初日にこの音なら上出来」と喜んだ。ホント、苦労が多いよ。

で、この日は僕の出演ラスト2ということもあり、やはり顔見知りのお客さんが多く来てくれて、木曜日にしてはけっこう入った方だった。ほんとに有り難い。ただステージ終了後ちょっと疲れてしまい、休んでる間に挨拶したかったお客さんが何人か帰られてしまった。これは失敗。さらに写真撮影中にも。
明日は僕の千秋楽、すでに昨日の動員を軽く越える予約が入ってるみたいだし、たぶんこんなもんではすまない。申し訳ない辛い現実だが、しょうがないよな。ま、多くは望まない。とりあえず生きて帰ってこよう。ん?

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