2008.04.21

庭に猫がいる。そう知らされたのは一昨日で、窓から観察してみると、確かに庭の隅に置いた物置の床下に、子猫が三匹も出たり入ったりしていて、その母親らしき成猫がときどき乳をやっている。物置の下で産んだか、それともテラスの下か?「猫が勝手にウチで出産してた」とかいう話をたまに聴くが、猫ってそんなものなのか。とにかく庭のその辺りだけ今や完全に猫の場所になってしまったみたいで、天気がよいと、母猫も一緒に四匹でひとかたまりになって、ひなたぼっこしながらうとうとしている。まったくいい気なもんでね。ただ「ここからここまでは誰の土地」みたいな概念は猫にあるはずもなく、そんなこと訴えてもそれこそ猫の耳に念仏ちゅうかね。下手に音でもたてると緊張感チカラいっぱいの目でこちらを凝視したり、物置の隙間へ逃げ込んだりするので、当方としても変に意識してしまい、テラスへ出ることもままならん。それでもあのちっちゃい三匹のちょこちょこ動くのは癒しやけどさ。

気になるのは三匹のうち二匹の子猫の目がどうもおかしいこと。ちょっと検索してみたら「目やに」とか「結膜炎」とか出て来たけど、実際にはよくわかんない。飼ってるわけでもないのに医者に診せに行くのもな。というか、それ以前に、物置の下の穴付近から離れることもなくて、ちょっとした物音で逃げ込んじゃうあのちっちゃいのを、捕まえること自体ができる気がしない。それにしても思わぬときに思わぬことが起こるもんじゃね。

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