2009.01.23

仕事のためにもうひとつ携帯電話を買おうかと。昨日はK店で現在使用中のA社のケータイ群を物色。しかしどうゆずっても欲しいものがない。あれだけ数あってひとつもないとはどういうことなのか。今日はM店で店員の話を聞いてみた。やっぱりケータイ料金って現代の迷宮だ。しかし店員はその難解なシステムを理解していることで、なぜかとっても得意げだった。

シンプル××にしてもらうと、この機種が24ヶ月で△△円です。でも月々○○円の値引きがあるんで結局こんなとこです。と、電卓見せる。ということは、2年でこれだけ差が出てくるわけです。何かわからないことあります?

もう何がわからんかもわからんわ。理屈を理解しても、感覚がついて行かん。電話会社がバカなのか、それとも知った上でとぼけてるのか。もう考えたくないので、とりあえず一番お金が要らなくて一番使いやすい便利なの下さい。あ、それともS社のにした方が結局安いとかある?

「書きあぐねている人のための小説入門」文庫版の後ろの、たった100ページの(先日は「100ページにも及ぶ」と書いたが)「創作ノート」をやっと読み終わった。ひとまず満足。

芥川賞について書いた後で思い出したけど、文芸評論家の斎藤美奈子が「文芸誤報」という本の中でこんなことを書いていた。

文学作品を10倍楽しく読む法
●小説に教訓を求めるな。
●小説のテーマを考えるな。
●登場人物に共感を求めるな。
●小説に感動を求めるな。
●純文学と娯楽小説では読むモードを変えよ。
●お話だけが全てと思うな。
●WHATよりHOWに注目せよ。
●美は「ゆがみ」にこそありと思え。
●物差しはたくさん持て。
●困ったときは遠くを見よ。

これらについての斎藤さんの説明は省略。このままでは意味が分からないものもあるが、とりあえず僕もおおまかにはこういうことなのだと思っている。あくまで、この方が楽しめるよ、という話。どうせ生きてるなら楽しみも深い方が良い。ちなみに斎藤さんはここで、娯楽小説を遊園地、純文学を登山に例えていた。僕のたとえとは微妙に違うが意味するところはたぶん相似形というところ。

日曜日は D.III(ディースリー)で初のライブ。立地的には新大阪あたりで僕らも楽だがお客さんも来やすいかも。

2月1日は南港。こっちは未公開モノがいくつかあるが準備はかどらず。でもこのとき限りだと思うので、是非によろしゅう。

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