2009.03.24

昼食時にテレビでは野球をやっていて、何となく観ていたらそこから離れられなくなってしまった。普段野球に何の興味も持っていない僕でも、その結果が気にならないわけではない。でも、もっと気になるのは、そういう中にあって際立つ人達の存在で、たとえばイチローとか桑田とか、ああいった人達は僕には求道者に見える。単なる競技者を越えてしまっているので、野球を観ていても、なにか別のものを鑑賞しているような気になってしまうのだ。どんなものでも究極まで極めるとそれは芸術に限りなく近づくことになる。視点を変えるとそれは哲学で、人間とは何かとか、生きる意味とは、とかそういった問いに突き当たる。「たかが野球、されど野球」と言ったのは現役時代の江川だったか。「たかが」に気づかない段階から「されど」を見つけるに至るには、それなりの経験を必要とするのでしょう。でも、それを見つける道程が人として生まれた喜びかなと。ま、なんにせよ、イチローはすごい。今日はそれに尽きるのだがね。

あれっ、バルビネって結成一周年か!

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