2009.05.10

忌野清志郎の番組をNHKがやっていた。この人はずいぶん人気があったのだと今更気づく。友人の多さにも驚く。ただ弔辞を読んだ3人のうち二人は有能な俳優でひとりは詩人だ。なんだかうますぎて芝居がかっているようで複雑な気持ちになった。僕って本当にただただあのいろんな歌を歌い分ける歌唱と、ピュアで繊細に紡がれた詩を「はあー」と思いながら受け止めていただけだ。もともと知識を蓄積していくようなタイプじゃないと自覚してるが今回もそうだった、と思い知る。最後の曲「JUMP」ではちょっと泣きそうになる。別に清志郎氏が死んだことを悲しんでるとかそんなんじゃない。曲がよかっただけだ。それで十分だし、それでいいはず。ご冥福をお祈りするけども、そんなこと関係なくこの人は幸せなんだろう。でもお礼は言っておかなきゃ。ありがとうございました。

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