2009.05.11

夕べ、ウチにいるのにiPhoneが無線LANにつながっていないことに気が付いた。こんなこともあるものかとそのあたりの関連のソフトを使って、つなげてみようとしたがどうしてもつながらず。ハード面の故障でないことを願いながら、ソフト面で出来ることを、例えば設定を一旦変えてから戻してみるとか、再起動するとか、リセットするとか、とにかく繰り返しやってみたがどうしても直らない。その間、MacBookは無線LANにちゃんとつながっていることを確認していたので、iPhoneの問題であることは確信していた。これ以上やるとこれまでいろいろ自分用に手を加えて来たことを、すべて白紙に戻して全部やり直す必要がある、という手前まで来て、これは翌朝Apple Computerに電話するしかないと判断。今朝になって、何の気もなしに何かをMacBookで検索しようとしたらGoogleにつながらず。電話は受話器が「ツー」とか鳴ってるので使えるみたいだが無線LANは死んでいた。さては時々おかしくなる「光」につながってるモデムみたいなのが、またおかしくなったかと、よくわかんない弁当箱みたいな機械を無線LANも合わせて4つとも電源を引き抜いて20分ほどおいてからつなぎ直した。回復。

なるほどつながらなかった理由もわかったし、元通りつながってまあいいんやけど、iPhoneがだめでMacBookはつながるというあの時間帯。その状況をどう説明出来るのか、僕には全くわからない。

世の中にはいまだに「私はアナログ人間なので……」みたいな、ちょっとトンチンカンなことを言う人がいたりするけど、デジタル人間なんているわけない。パソコンほどアナログ感覚で使える機械は他にないし「パソコンを使えるから機械に強い」なんていうのは、パソコンを知らないのじゃなくて今の世の中のあり方を認識出来ていないのよ。「デジタルはアナログの二軍」これがずっと以前からの僕の持論。言っとくけど、パソコンなんかより、最近のオーディオや電話機(固定のやつ)を使いこなす方がよっぽどすごいよ。

NHKの忌野清志郎番組は二夜連続だった。なんというか、とにかくあの人のすべてが本物だと思う。彼がこの世に存在していたことそれ自体がとってもありがたくて、人間も捨てたもんじゃないと思わせる。なんか大仰なことを言ってるようだけど本音の本音。言いたいことはいくらでもあるけど、上手く表現出来ない。そういうもどかしい存在なのだな。

そういえば、清志郎氏のバックでドラムを演奏していた人。ああいうのがドラマーなんだね。歌い手はそこに全幅の信頼を置き、安心して自分の仕事に専念出来るだろう。ドラマーになるにはそれに見合った能力が必要だ。いや、それ以上に、そのスタンスを芯から納得して受け入れる必要がある。僕とは住む世界が全く違う、非常に異質なものだと思う。ドラマーよりドラム係の方が楽しいよ。ただ、役には立たない。はは。

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