2010.11.7

ウチからずーっとひたすら東へ行った海辺にルイジアナ美術館はある。当たり前だけど、日本の美術館とはかなり趣が異なる。そんなことを事細かに説明してもつまんないけど、とにかく親子連れが一日遊び通すことができるし、それ目当ての客が相当数いる。色鉛筆の描画コーナー、粘土コーナー、ブロックコーナー、なんかに子供が殺到し、大人も一緒に夢中になっていた。

日本の美術館やギャラリーは居心地悪いし退屈だよ。まだ小さかったKを連れて展覧会を観ながら作品について話してたら「静かにして」と他の客に言われたことがある。きっとなんか思い違いをしてるね。監視人が前傾姿勢でこっちを凝視してるしね。客を緊張させてどうすんのよ。

海を展望すると、水平線上にはスウェーデンの街が見えた。夕方には灯りがちらついて妙に親しげな感じ。海の向こうに外国の暮らしが見えるって日本にいたら想像出来ないね。太陽が少し降りて来ると(といっても時間は昼過ぎ)、空も海も同時にピンクに光り始めた。自分で感じ取って初めてそれは色なんだと、なんか言ってることよくわかんないけどそんな感じ。

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