2010.12.28

Tが外で遊びたいというのでつきあった。とにかく雪が深くてソリ遊びくらいしか思いつかないが、Tは隣のおじさんにもらったソリが思いのほかお気に入り。近くのちょっとした坂道へ連れて行って、なんどか滑らせているうちに、自分ひとりでソリを引き上げ、乗って滑り降りる、ということをやり始めた。少し間違えると危ないところもあるが、何度かやるうちに、自分で方向転換することも憶えた。とにかく積極的に取り組めることは自由にやらせる。僕にとってももっとも楽しくて嬉しいときだ。当たり前のことだが、子供というのはひとりひとり全く違う。でもそれは子供を複数持って初めてリアルに実感出来たこと。これは出来ないといけないことだからやらせる、みたいなのは教育じゃなくてお仕着せ。それを素直に受け入れられる子はかえってつまらないね。子供はひとりひとりを、ある距離を保ちながら慎重に観察し、その都度状況に応じたケアをしてやることが必要だと思う。だからはっきり言って一般論なんかには構ってられないんだ。というか子供を一般化は出来ない。

iPhoneで読書を始めたら、リアルな書籍が面倒くさくなって来た。だって、置いてても勝手にページが閉じたりしないし、ポケットに突っ込んでても痛まないし、なんせあの小さな物体の中に本が何冊だって入るのだ。日本からいっぱい本を送ったけど、はっきり言って一冊も読んでない。本を手に取る楽しみはあるんだけど、ね。出版は革命を迎えてるよね。やはりいつかはiPadかなぁ。

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