2011.1.6

昨夜また降って、しかもかなり降って、雪かきがどうにも追いつかなくてまたKが学校に遅刻。それでも家から出られたのはラッキーで、次にTを連れて出ようとしたら、車体がウチの敷地を出る前に停止。もう一回やってまた停止。しょうがないのでなんとかバックで戻り、家の前の道の雪かきまでやった。正直、腰のスペアが欲しい。身体がもたんわ。
で、午後また出かけようとしたら、今度はこの集落の郵便受けの前に停車中の1台。これを避けるために少しコース(というよりただの轍)をはずれたら、こんどはかなりしっかり停止。前進もバックも全くきかず、Kに押させても無理。止まっていた車のおばさんも手伝ってくれたが、結局トランクに載せていたスコップで、タイヤの周りの雪をのぞかないと動かなかった。おばさんとはそこで「Tak」と言って別れて、あらためて発進と思ったらまた動かず。隣のおじさんも車で通りがかって「大丈夫か」と声かけてくれたが、とりあえず「オーケー」と笑ってからさらにスコップ作業。最終的にちゃんと走り出すまでに20分くらいはかかったんちゃうやろか。こんなことやってる場合じゃないんですけど。

買い置きのミネラルウォーターがなくなって、店も品切れなもんで、ウチには水がなくなった。ここの水道の水は非常にきれいで味も悪くないから、デンマークの人たちは普通に飲んでいるらしいが、僕にはどうも重たすぎて口に合わない。重たいという表現は僕の感覚の話で、とにかくこっちはカルシウム分の極端に多い硬水なもんで、日本の軟水の水道水とはまったくちがう。これがあまりにも硬い(という表現も是非が不明だが)ので、いくら飲んでもスッキリしないのだ。こんな水が存在するのかホントに。しかしこのカルシウム分にはデンマーク人も手を焼いてるようで、湯沸かし器や食器洗い機、洗濯機、などなど、いろんなものにカルシウムの結晶がまとわりついてえらいことになってる。洗い立ての食器には白い幕が張ってるし、機械の故障まで引き起こし、さらに水道の排水も詰まりがちみたいだ。ここに僕らの想像を絶する未知の世界が存在した。あー大変。水がないのでワインを飲んだ。しょうがない。

この水を飲んでたら骨粗鬆症とかにならないとか、そういうのあるやろか。

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