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2010年10月から一年間デンマークに滞在中。その間、僕はバンドをお休みします。twitterでは写真も合わせてアップしてるのでよろしく。

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2011.2.25

今日はいろいろ作業しながらジョージのサイトで「The Concert for George」を観て、アヌーシュカ・シャンカールにKOされた。完全無欠だわ。

では、ジョージの元祖?誕生日ということで、数年前にライブに来たお客さんに宛てて書いた、ジョージに関するメモを以下に引用してみます。彼女はジョージのファンだと言うことで、僕にジョージの話をして欲しいと言って帰られた。僕は後日、その当時の思うところを書いてメールした。原文そのまま、どぞ。

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ジョージの話をということですが、僕は正直、ジョージの大ファンとまではいきません。でも、他の人達よりはたぶん知ってるし好きなんだと思います。ビートルズ解散後の曲を一番チェックしているのも、やっぱりジョージですし。

僕の好きな曲は、ビートルズ時代なら、
You Like Me Too Much、If I Needed Someone、The Inner Light、Blue Jay Way。
今思いつくのはこんなとこです。その時によって変わりますから。でも、ジョージはメジャーな曲よりマイナーなものの方が、よりジョージ色が強くて楽しめます。それでも Something の素晴らしさは突出していますが。While My Guitar Gentry Weeps はあまり好きじゃないです。疲れます。はは。

解散後では、
Run Of The Mill(なぜか時々頭中で鳴り続けて数十年)
Dark Sweet Lady(最も好きな曲のひとつ)
Far East Man(ロンウッドとの共作ですが名曲)
Someplace Else(断片的に観た映画「上海サプライズ」のエンディングで好きになりました)
Crackerbox Palace(最も好きな曲その2)
Learning How To Love You(当時このギターソロを一人で練習したもんです)
Love Comes To Everyone(ある意味ジョージのテーマです)
The Rising Sun(Brainwashed の中で最も印象的だった曲)
Horse To The Water(演奏を他の人に任せるとこんなに垢抜ける?という好例)

カバー曲にも良いのがあって、
True Love(これは最高傑作と断言します)
I Really Love You(こんなおふざけもあり)

こんなところでしょうか。

ジョージの曲は基本的に未完成感?にあふれています。というか「出来すぎていない」これは良い意味で。ポールの曲なんかは出来すぎてて気味が悪い時がある。そして本気かユーモアかわかんないですが、曲が「垢抜けすぎないように」神経を使っているという面白いところもあり、これが良く出たり悪く出たり。「Brainwashed」を仕上げたジェフリンも「ジョージごめん、君の好みより少しスマートすぎたよ」などとコメントしているように、ジョージは、ウォールオブサウンドと称されたフィルスペクターの音楽をある部分踏襲していて、文字どおり音を上から上から重ねていって、音の壁を作るというやり方です。ビーチボーイズのブライアンウイルソンも、スペクター・フォロワーで有名ですが、ブライアンの方が少しだけ垢抜けてますね。でも、やっぱり垢抜けすぎないのが魅力です。ただ僕個人的にはスペクターは好きでもなんでもないんですが。ご存知かと思いますが、ビートルズのアルバム「Let It Be」は、フィルスペクターの作品です。「The Long And Winding Road」が(特にポールに)不評ですが、あれは僕もきらいでした。映画「Let It Be」で同曲を聴いて、一番嫌いだった曲が一番?好きになっちゃったんですけどね。

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以上。

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