2011.3.21

震災を機に、かなりご無沙汰な友人たちとコンタクトしたりなど、少し動きがあってそれはそれで面白い。

身近でこんなことが起きて、でも生きている僕らにはそれを糧に生きていくことが課せられている。それが定めだと受け止める。人が死ぬことそれ自体は悲しいこととは思っていない。ただ、その人の過去や死に際の「もっと生きるはずだった」というあったはずだと思えることを想像して胸が苦しくなる。
でもその人はそれがどんな形だったとしても、今生を全うしたということには変わりはない。あまり悲しんでばかりいると、その人はかえって成仏出来ない、とか、今生に妙に思いを残してしまうんじゃないかと、そんなことを考える。
悲しむよりは、おつかれさま、とねぎらって、送り出してやるのが理想じゃないか。そんなことをいつも思うのだけれど、もちろん僕も人間だから、全ての感情をコントロール出来るわけはなくて、亡くなる人との関係などによっては冷静でいられなくなる、ということを自分でもわかってはいる。
ただ、でも、亡くなった人を思うなら、やはり、悲しいなどという主観よりはもっと大事にすべきものがあるのかなと。まとまらんな…。

明後日からフランスです。

+++++

前へ
後へ
最新の日記へ

Copyright (C)
2007-2010 Morita Takto.
All rights reserved.