2011.3.14

地震の発生を受けて、日本人たちの自問自答が始まった。やるべきことは何か、というのもあるが、どう振る舞うべきか、どうしていれば後ろ指さされないか、というのも感じられてなんとももどかしい。「不謹慎」という言葉も飛び交う。これが「規律」と重要として来た人たちの姿。短所でもあり長所でもある。事態はかなり深刻ではあるが、情報の中には朗報も含まれる。天が今、日本にこの機会を与えてくれたのだと理解しよう。暗い雲を突き抜けて出た時には、未知の明るい世界が眼前に広がっているのだと想像しよう。

Twitterは情報の宝庫だ。Twitterを持つか否かによる情報格差が激しくなって来ている。時間を追うごとにそれがさらに大きくなる。このような災害時には、それが生命線になることすらあるはず。ただそれが、使ったことのない人には全く理解出来ない。説明で伝わるような話でもない。この期にある被災した人に勧めると、ネットにはいたずらやウソやチェーンメールなどが氾濫してるし、自治体のHPならもちろん見てます、と言われた。この認識の落差はTwitterユーザーにしかわからない。でも僕はそこでそれ以上に押す言葉を持たなかった。その人がそれで満足ならそれでいいのかも、とも思う。だいたい、人に言われて気が乗らないままやっても、得られるものは限られるということもわかってる。でもTwitterユーザーの間には当然、この地震を機に、家族や友人に勧めなきゃ、という意見が出て来ている。その人を思うならそれが自然だ。僕は心底Twitterを勧めます。

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