┃┃━┓┗  ┃
┳━  ┃┏┓┣┓┃
┗ ┗━┗┓┗┃┗┛
┏┳┓
┗┛ 
┏┓┏┓┃ ╋┃
┣┫┃┃┣┏┛┣┓┃
 ┛ ┛┃┗━┃┗┛


2010年10月から一年間デンマークに滞在中。その間、僕はバンドをお休みします。twitterでは写真も合わせてアップしてるのでよろしく。

そこらへんのスケジュール101103
follow me on twitter
◎フォローした人に、僕のツイートが届きます。
バルビネのライブCD発売中!
バルビネのCDの今後の売上全額を震災義捐金(ぎえんきん)として寄付します。送金先は最もふさわしいところを検討中です。ご協力を!

2011.3.30

帰宅。
もちろん日本ではなくデンマークの自宅。パリはすこぶる刺激とストレスに満ちていた。街の人たちの顔つきは、デンマークの人たちと全く違い、ぴりぴりした緊張感にこわばっており、毎日をこの街ですごす強さが必要にさえ思われた。日本人観光客をずいぶんたくさん見かけたが、そういったことに気づいているのかはわからない。僕はデンマークからパリへ行ったので、そのギャップにかなり驚いたという背景があるから。デンマーク人の多くはほんとうにゆったり暮らしている。余裕があるから人に優しくて笑顔が絶えないが、そのせいか肥満が異常なほどに蔓延している。パリの人たちにはそんな余裕が感じられない。だが、それが人を磨くと言えばそうかもしれないし、デンマークのように暮らしていると、人がダメになるという向きもあるかも。それくらいのとてつもないギャップ。振り返ってみると日本はどっちつかずだ。さてどこへ行くのか。

地震が津波を呼び、原発が壊れた。本当に恐ろしいし、近くに住んでいた人たちは、えらい目に会っているようだが、遠く離れていると、如実には感じられず、それが楽なような辛いような。原発については、ないに越したことはないと思う。少なくともこれほど地震の多い日本にはそぐわないのかも知れない。ただ、僕には本当のところよくわからない。今回わかったことは、結局誰も、原発についても、放射能についてもちゃんとわかっていないということだった。賛成派の言葉にはどうもオープンなイメージがないし、反対派の言葉には根拠が見えない部分が多い。専門家と称する人たちの話がそれぞれ異なっているのはなぜか。そんな状態で、反対と言われても賛成と言われても、同意する理由が見えない。それとものすごくイヤなのは、反対派の人たちの、例えば、安全なら都心に作れ、というような物言い。真剣に考えてる人の言うこととは思えない。とにかく冷静さを欠いてはまともな結論など導けない。そのためには情報が必要だね。ただ、人の嫌がることはするな、というのは人としてまずある。基本だろ。

バルビネのライブCDの在庫が数十枚かあるいは百数十枚。今後これの売上を全額震災義捐金として送ることにした。大した額にはならんけどね。ふさわしい送り先を検討中。ご協力請う。

+++++

前へ
後へ
最新の日記へ

Copyright (C)
2007-2010 Morita Takto.
All rights reserved.