2011.4.5

留守の間の教室をお願いしているRちゃんとSkypeで話した。まあ無理ばっかり押し付けてしまって申し訳ないのだが、なんとかやってもらっている。いろいろ問題がないではないが、それにしても子供達の話をするのがこんなに楽しいとは、自分でもちょっと以外に思う部分が。仕事としては大変だが、なにか高揚するものを感じる。これがあるからやるのだとも感じるね。

自分の中庸をキープするために、あえていろんな意見の人をフォローしたままにしていたが、反原発「派」のこの機に乗じたツイートの「言霊」にやられて、頭痛がしそうなので、何人もリムーブした。
一方的にまくしたてて、誰かを悪者にしたてたり、ひどいのになると、原発推進派と思われる人をリストアップして、吊るし上げようとするなど、仮面ライダーか戦隊ものの観過ぎだな。今この時に声を大きくすることで、自分が正義の味方だと思い込んでいるようだが、全く冷静さを欠いており、実際には、五感を閉じ、自分寄りの情報にしか聞く耳を持たず、そして何より思考が完全に停止してしまっている。ここにいながら僕には、日本がすでに死んでいるように見える。少なくとも日本人のど真ん中に大きな断層を発見した。
冷静な人たちもたくさんいるが、その多くは、勝手に「原発推進派」と決めつけられて罵られている。
問題はそんなところにないはず。

僕の印象では、利害の関わりのない人の中には、原発を推進すべきという意見はあまりないように見える。それなら今後は自然となくす方向にいくのかなと長い目で見てそう思う。
でも、現状ここまで来ると、これは原発の問題じゃなくて、日本人のあるべき姿や生き方を問う問題に、すでに焦点がシフトして来ているようだ。
あと半年の間に、日本が帰りたくない場所にならないことを願ってる。

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