2008.02.14

久しぶりに自分で焼きそばを作っていた。急に思い立ってカレー粉を入れようとした。昔よくやったのだ。粉をフライパンの中身に振りかけてみると、どうも憶えのある色とは深みが違う。おかしいなと思って缶を見ると、それはカレー粉ではなく「粉からし」だった。ショック! しょうがないので流しの上で吹き飛ばしてみよと、息を吹きかけたが変化なし。「粉からし」は定着が早い。こうなったら別の味でごまかすしかないと、上からカレー粉をかける。やけに辛くて、妙に鼻にツンと来る焼きそばだった。

先日、ポリスの公演について書いたが、実は演奏が始まった瞬間から気になっていたことがあった。スチュアート・コープランドの演奏が明らかに昔のものとは違っていたから。たぶん歳をとったのだと思っていたが、考えてみたら、同じ曲だからといって30年近くも前の演奏と同じことをするというはずもなし。あえて違う演奏をするということは大いにあり得る。ただ音だけでなく、見た目にも少し頼りない気がしたのは僕だけか? タムやオクタバンをカランカランと叩くことが少なく、代わりにハイハットでごまかしてたみたいなね。それにしても親の仇みたいにブッ叩いてたねえ。

昔から持っていたライブのブートレグを聴いてみた。これが好きだ。正規の2枚組ライブアルバムもあるが、僕には1枚目は時期が早すぎ、2枚目は遅すぎ。ポリスの演奏は時期によって全然違うから好き嫌いがはっきり別れる。「ゼニヤッタ・モンダッタ」の頃が好み。あり得ないとは思うが「カナリー・イン・ア・コールマイン」を聴きたかった。「フォール・アウト」や「ノー・タイム・ディス・タイム」ならまだ可能性はあったかも。先日のライブは、正規ライブ盤2枚目の演奏に近かったね。あたりまえか? 久しぶりにクラーク・カントでも聴いてみよ。

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