2009.02.13

一昨日はビートインでライブで、普段やらないジョージの曲をやったりもあるし、いつもよりノドを酷使した感もある。それにしてもやはり引き金は前日の「鷹の爪」だったらしく、のど(かあるいはノドの上の部分)を痛めたことで、少し風邪とかもウエルカムしちゃったようで、なんとなく身体が心もとないと感じていたのだ。結局ライブ終了時には問題なかったのに、これまで何度も経験しているように、その後の会話でノドがつぶれていき帰る頃には普通じゃなかった。疲れ果てて朝目が覚めたら1階のリビングで、のどはいつものような痛みじゃなくて、これはもう「荒れてる」とかでなく明らかに「傷ついてる」感じ。ごくんとするとピリッと痛みが走る。耳鼻科へ行くと「おお、荒れてるねえ」だって痛いもん。

テレビに坂本龍一が出ていて、昔「メッセージソングは嫌い」と言ったことがあると。はは、僕も嫌いです。ついでに最近よく目や耳にする「人の感情をあおる」モノも大嫌い。音楽とかテレビドラマとか小説とか報道とかいろいろね。直接的に安っぽい感動を作るのは、手慣れた人にはきっと簡単なことなのだ。芸術というのはもっと先にある。ジョンレノンが昔「本当のことを歌ったのは2曲だけ」と言っていたが、これも本当でやっぱり他の曲はウソだと思うけど、ジョージハリスンという人は人生を本音で貫いた人だったのだろうとあらためて思う。ただ、そういう人がそれほど稀だとは思ってないけど。

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